妙見山のブナを守る活動をしています
一般的に、寒冷地や1000メートル級の高山でしか育たないといわれているブナの木が、660メートルと低い標高の能勢妙見山に群生していることは大変に珍しく、西日本でブナ林が見られる最も低い山ということで能勢妙見山ブナ林は大阪府と兵庫県川西市の天然記念物に指定されています。この貴重なブナ林が、近年では種を落とすことがめっきり少なくなり、運よく発芽した若木も食害に遭うなどして、今後の育成状況が懸念されていました。 ブナ守の会は妙見山のブナを取り巻く環境を守るために2014年に発足したボランティア活動の会です。毎月一回定例の活動日を設けて、保護活動を行っています。