先日、有馬富士公園で行われたシンポジウムの記事が神戸新聞に掲載されました。
妙見山のブナ林について、兵庫県川西市の天然記念物に申請中ということもあり、当会の事務局もパネリストとして参加させていただきました。妙見山のブナ林の素晴らしさと守ることの意義と会の現状の説明ができブナ林の輪がまた広がったように思います。
パネルディスカッションでは、天然記念物という素晴らしい自然の宝をどのように多くの方に知っていただき、どう守っていくのかと言う話が焦点となり、単独ではなく面で連携していく方向性を探りました。
パネルディスカッションでは下記三点が印象に残りました。
1.見せ方の工夫:触れる、体験できる見せ方
2.一般の方にも素晴らしさが分かるストーリーづくり
3.他の団体との交流が新たな気付きをうむ
また、課題としては、高齢化や組織の硬直化があげられ、気軽に参加できる組織作りの必要性が上げられておりました。
他の市民団体(自然保護団体以外も含め)とのコラボレーションがその一つの解決策になりうるのではないかと思いますが、有馬富士公園で実施している「夢プログラム」などは大変参考になる事例でした。
(参考:https://hyogo-park.or.jp/arimafuji/contents/dream/index.html)
2015年12月14日