12月6日に今月のブナ保護活動を行いました。
今回は、防鹿柵内の刈り払いに看板の清掃、そしてシロダモの伐採を中心に作業しました。
今回はなんと、ブナ林のシンポジウムでご講壇頂いた六甲山のブナ林研究の第一人者である栃本先生も活動に加わってくださいました!
防鹿柵内はシカが入らないので、草が伸び放題で、肝心のブナの芽が隠れてしまい下まで光が入らない状態になっています。そのため、草刈りをして光をブナに届かせます。自然な状態のブナは草が生えるには光が足りない日陰で育つため(日陰でないと草に負けてしまうため)、うまく共存できています。しかし今回はブナのエリアを広げるため直射日光が当たる場所に植えていますので、ある程度の手入れが必要です。
他には、大阪府の天然記念物の看板が老朽化しており、苔が生えて見えにくくなっておりましたので、皆さんによく見て頂きやすいように清掃しました。
思いの外ピカピカになってびっくりしました。
残り時間はいつものように、鹿が食べない照葉樹を伐採し、ブナの育成環境を整える作業を行いました。
2016年12月6日