突然ですが、3月8~10日に大阪音楽大学短期大学部で開催されましたミュージカル@ザ・カレッジ・オペラハウスを観劇してきました。

なぜ、当会のブログで唐突にミュージカルの話が出てきたのかと不思議に思うかたもおられると思いますが、きっかけは昨年10月に遡ります。
実は昨年10月の川西市の『環境フェスタ』で、本公演ためブナのことを知りたい、と衣装責任者の方がブナ守の会のブースに来てくださったことがご縁で今回ミュージカルにご招待頂いたのでした。
ミュージカルは「ブナの森」が舞台の『リリアとリリア』という書き下ろしの演目で、森の動物など生き物や植物が登場し、学生と教員で製作されたものです。

下記は3月10日に観劇させて頂いた会員と衣装責任者の方

ブナの守の会では、舞台や衣装製作で参考にして頂ければと思い、『環境フェスタ』でブナのこと、妙見山のブナの状況、見られる生き物、温暖化、シカの食害などの問題点にいたるまで色々お話させて頂きました。
それだけではく、実際に妙見山までお越しになり、ブナの森や生き物を見て来られたとのこと。
舞台は千年前、ガバ国の王女リリアが「極上の森」で起きた事件にブナが関わり、それを機に種から育った千年後のブナが”新たな王女”リリアに繋がっていくという壮大なオリジナルのストーリーです。
近隣に開発のため森が伐採され水害により荒廃した「アルタバの森」があり。一方で、それを他山と石とせず、現在のガバ王国では貧困、流行り病で苦しむ民のため「極上の森」の開発が進められようとしています。なんとか開発を阻止しようとするリリアと森の仲間たち、また女王とリリアの宿命とは。
物語の端々に、環境問題、感染症、SDGsに関係する話題が織り込まれており、それでいて難しくならずにダイナミックにストーリを魅せる、最後まで気の抜けない大変見ごたえのある舞台でした。
物語の中で、森の動物にカケス(鳥)の姉妹が登場し、妙見山で見られる動物として採用されたとのことです。また、ブナの寿命は長くても三百年という台詞もあり、しっかり事実も織り込まれ、樹齢千年が特別なこととして物語に織り込まれています。
舞台衣装にもその工夫が見られ大変興味深いものでした(写真は会場に展示されていたものです)。森の仲間たちも一目でそれとわかり、ブナを想像される衣装も印象的でした。ダニやアブラムシなどかわいい衣装は大変に人気でした。



今回のDAIONミュージカルは、このようなご縁がなければ観劇することはなかったと思います。実際に観劇し、授業の一環としての製作とは思えないストーリーと内容で大変すばらしものでした。製作には大変なご苦労があったことが想像できました。来年もまた観てみたいと思い、平日にもかかわらず満席だったことも納得です。ありがとうございました!
2025年3月15日