5月4日に開催致しました「北極星の森の朗読会」無事盛況の内に終了致しました!
途中雨が降って、朗読の会場を急遽星嶺に移しましたが、事前にブナの倒木をご覧いただけたので、参加者の方々には物語に入り込んでお楽しみいただけたのではないでしょうか。
というのも、今回の朗読の主役は昨年10月の台風で倒れたブナだったからです。小さい頃からヒトに「役に立たない」「成長が遅いグズだ」と罵られながら「自分の存在は一体何なんだろうか」と悩み育ったブナが立派に森を守り、倒れていくまでの長い長い物語が、元NHKアナウンサー植田聖子さんの静かで熱い語りで紡がれました。
最後は周りの木々や動物たちを守り、見守られながら、嵐の中ブナが倒れていく、感動のクライマックスでした。植田聖子さんも思わず涙を流してしまわれ、太くたくましい、何百年と生きたブナの最期を想わずにはいられませんでした。
その後、風気庵の和田さんからいただいた、妙見山の麓で採れた山桜のはちみつドリンクでほっと一息入れて頂き、続けて行われた朗読のワークショップは、なごやかにのびのびとした雰囲気でした。
今回初の試みで、妙見口駅から妙見山山頂までのガイドツアーを、植田聖子さんと一緒に巡るスペシャルツアーも同時開催致しました!
参加者の皆様には、特別な一日を過ごしていただけたのではないでしょうか。
参加者の皆様、植田聖子さん、ガイドの信田さん、お手伝いいただいたスタッフの皆様、心より感謝申し上げます!
2018年5月13日