長らくお待たせいたしました!!

北極星の森撮影会フォトコンテスト、結果発表です!

2017年度もさることながら、2018年度の応募作品は大変レベルが高い、と広瀬先生がおっしゃっていました。

まずは、広瀬先生からの全体の講評です。

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この度は、北極星の森フォトコンテスト2019に多数の作品をご応募いただき誠にありがとうございました。

今回は総数25点のご応募を頂き、その中から3点を選ばせて頂きました。

全体に作品のレベルが高く、選考は悩むものがあり、選ばせて頂きました3点以外にも素晴らしい作品が多数ありましたこと、申し添えさせていただきます。

みなさまには四季を通じて森を歩いて頂いて、感じられたままにシャッターを切って頂き、作品を制作して頂きました。

その過程において「森」という空間が持つさまざまな表情を感じて頂けたと思います。

私としましては、一連の作品制作・撮影を通じて北極星の森、そして様々な種の樹木、草花と触れあって頂き、それらの魅力を感じて頂ければ幸いに思います。

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さて、いよいよ受賞作品の紹介です!!!

 

 

【最優秀賞】森の神様 撮影:もりか さま

作品について

堂々とした姿に美しいブナの森を見守り育んできた威厳と悠久の時間を感じました。

受賞コメント

つたない作品を選んでいただき大変光栄です。妙見山は大切な家族と何度か訪れたことのある思い出の地。このような美しいブナの森があるのを初めて知りました。

広瀬先生からの講評

生命つきてなお森の中で存在感を放つ朽木の造形美を余すところなく表現されています。周囲の様々な種類の樹木の葉のバリエーションも「森」という空間の生態系の多様性を伝えています。

 

 

【優秀賞】晩秋の輝き 撮影:小原 武彦さま

作品について

青空をバックにブナの梢の紅葉と白く輝く二股の幹が浮かび上がっていた。

受賞コメント

写友に誘われて遊び半分のブナ林撮影会でしたが、当日は快晴に恵まれた上
先生がベストポイントへご案内くださったおかげで思わぬ賞をいただきました。
正に望外の喜びというほかありません。ありがとうございました。

広瀬先生からの講評

晩秋のすっきりと澄み切った青空とオレンジ色のブナの黄葉のコントラストが見事です。樹の形状も美しく全体のバランスも素晴らしい作品です。

 

 

【優秀賞】無からの有 撮影:橋本 睦 さま

作品について

霧の中から浮かび出るブナが、幽玄な雰囲気を醸し出しており、思わずシャッターを切りました。

広瀬先生からの講評

霧の中のブナ林の幽玄な雰囲気が伝わってきます。手前の大きな幹、やや遠方の幹の配置とバランスも良くまとまっている作品に仕上がっています。緑色を帯びた霧にみずみずしさを感じます。

 

今回選ばれた3作品については、四月中旬以降、以下の場所での展示を予定しております。詳細は追ってご連絡いたしますので、ぜひ実際の写真を見に来てください。

◎掲示場所
1)「のせでん里山インフォメーションコーナー」(川西能勢口駅 東口構内コンコース)
2)能勢妙見山境内

また、今回惜しくも受賞に至らなかった作品も、別の記事で紹介させて頂きたいと思います。

そちらもぜひご覧くださいませ。

2019年5月5日