先日6月23日に、以前から妙見山のブナ林の保護についてご指導いただいている髙田先生が、今年度の活動場所の調査にお越し下さいました。
今年の保護活動は、ブナ林の東側を「バッファゾーン」として整備することになりました。バッファゾーンとは、つまり緩衝地帯のことで、中心のブナ林が育ちやすいようにその周りを整備しよう、ということです。
バッファゾーンにする区域には、まだまだ針葉樹が生い茂り、光の当たらない場所が多いです。色々な方の力を借りながら、暗い針葉樹林から日の当たる明るい広葉樹林への樹種転換を行っていきます。
今年一年で、どのような景色に変わるのでしょうか。
とても楽しみです。
また、調査の後に、先月植樹したブナを確認に行きました。
時々水をやり、一昨日は雨も降りましたが、一番大きな苗が乾いた地面の上でしょんぼりしていました。
ちなみにブナはくぼみに植えると、水が溜まるために雑草がたくさん生えて負けてしまうそうです。かといって水の溜まりにくい場所では乾燥してしまうため、植えるときは地面をしっかり押さえて植えることが大切だと教えていただきました。
なにはともあれ、本日はしとしとと雨が降っておりますので、ブナが少しでも元気になってくれれば嬉しいです。
2017年6月25日