10月に来訪されるブナ林見学ツアーに備え、管理エリアの点検中に、ブナの巨木が倒れていることを発見しまた。
場所は、特別地域のアカガシ広場に繋がる通路で、通路山側の幹回り3.7mの巨木が、幹途中で折れていました。折れた木は、先月の活動で整備した歩道を塞いでいました。
倒れた場所と木の大きさから、通路の復旧は困難と判断し、今後の活動やツアー訪問に備え急遽、仮の迂回路を外部に委託しました(下記は完成写真)。
今回倒れた木は、幹途中から折れていました。折れた木を観察すると、変色が見られすでに割れが入っていたようです。幹の周りから200年を超える傷ついた老木が、9~10月の台風や低気圧の通過による風で倒れたものと思われます。森林の新陳代謝とも言えますが、トップ5に入る直径の木が倒れたのは残念です。
倒れた場所の上空には青空が現れ(ギャップ)、次の世代の成長競争が始まることを期待します。
2024年10月18日