兵庫県の北摂里山博物館運営協議会事業の北摂里山大学(市民大学講座)13期受講生の皆さまが、学長の服部保先生(兵庫県立大学名誉教授)とともに来られまた。

北摂里山大学は、都会近くに残されたひょうご北摂の里山地域一帯をフィールドに里山の再生と管理、生物多様性、環境学習、歴史・文化などを楽しく学び、里山の保全や地域の活性化の活動に取り組む人材を育成することを目的とした講座のフィールドワークとしての来訪です。妙見山ブナ林の現状と課題、当会の活動を説明させて頂きました。

服部先生から妙見山のブナの特徴、希少性と地球温暖化の影響を最も影響の受ける場所であることを説明頂き、当会活動の重要性を受講生の皆さまに伝えて頂きました。

見学を通し、優雅で癒し妙見山のブナ林も感じて頂いたと思います。

今回、偶然に防鹿柵に紛れ込んだシカを見つけました。場所は、昨年原因不明の苗枯れがおきた防鹿柵でした。苗枯れの原因はシカだったのかもしれません。今後、防鹿柵の点検を通して強化検討も必要と思われます。今回、北摂里山大学のフィールドワークを通して当会の課題の再認識と、受講生の皆さまにはシカの食害の実態も見頂きました。

今後、「能勢妙見山ブナ守の会」に興味を持って保護活動に参加頂く修了生がおられたら幸いです。

【参考】北摂里山大学

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2024年6月9日