1月の活動は、防鹿柵の点検、下草刈り、植樹を行いました。今回から、北摂里山大学卒業生が新たなメンバーとして参加頂きました。

今回は、大阪府特別地区北側の野間奥ノ院方面の参道沿い2か所の防鹿柵にて下草刈りを行いました。

この防鹿柵は、過去にシカの侵入があり、対策としてロープを追加したところです。柵には異常はなく、植樹したブナの周辺はカマで刈り、周辺は草刈り機で下草刈りを行いました。

草刈りにより、植樹したブナの日当たりが確保できました。植樹したブナの樹高を測定しましたら、2年前1.1mだったものが、2.0mとなっており、根付いていることが確認できました。

さらに、下ったところにある防鹿柵の下草刈りを行いました。この場所は、標高570m付近で、最も低い場所になります。

この場所は、尾根筋参道の北西の斜面となります。日当たりは良いところではないですが、草刈りしていて、水分の多い土壌であることを感じました。

植樹したブナは、順調に育っており、樹高を測定すると2年前1.1mだったものが、2.4mとなっていました。標高が低く、日当たりも良いとはいえない場所ですが、環境的にはブナの生育にあっていたようです。奥ノ院からの参道沿いには、ブナの巨木が並んでいる場所ですが、近年の台風で多くが倒木していますが、今後育ってくることを期待します。

植樹は、本殿西側の兵庫県エリアで、兵庫県/北摂里山魅力づくり応援事業で設置した防鹿柵に行いました。

植えた苗は、樹齢10年で、副会長が自宅で育てたものと、境内で育てていたものです。育てた環境の違いにより、育ちに差がありますが、今後その違いも含め観察していきたいと思います。

【今後の予定】

  • 保護活動日 2月15日(土)、3月18日(火)
  • 時 間   10:00~12:00

詳細は下記案内から「detail」を参照ねがいます。

2025年1月31日