この土日は、前迫先生のおかげで以前から温めていた企画がついに実現しました!

学生を対象とした研修会で、森とシカと伝統文化を軸に、日本の森の今を学び、現代を生き抜くヒントを得ようという主旨ですが、講師陣がかなりの豪華メンバーです。

まずは自然観察のフィールドワークに高田研一先生、そして森を使った伝統文化として日本が世界に誇る菊炭職人の小谷さん。さらに、日本人とシカの今を語れるシカ料理研究家の林真理先生。

極めつきは、書家の俵越山先生こと越前屋俵太さん!
日本の伝統文化である「書」を使い、森と向き合った自分が「何を感じ」「今後どうすれば良い」のかを徹底的に考えていきます。

ちなみに、「書」で使う墨もシカの膠(にかわ)と木などを燃やした煤(すす)でできており、これもまた森からの贈り物です。

参加した学生達の少しずつ変わっていく姿が印象的でした。感じたもの、得たものはそれぞれ違うと思いますが、現代を生き抜くヒントが少しでも得られたのなら幸いです。

記念撮影で皆が持っている書は、森とは関係ありません。(笑)

2017年10月2日