令和元年度のシンポジウムの開催が決まりました!

昨年は台風被害や植生調査でシンポジウムができなかったのですが、満を持して今年はなんと川西アステホールをお借りして実施いたします。

妙見山を含む猪名川上流域は国内でも有数の生物多様性に富んだ地域です。しかし近年、豊かな森は手入れの行き届かないスギやヒノキの畑に変わり、数少ないクヌギ林や栗林も担い手がおらず荒廃の一途をたどっています。自然林である妙見山のブナ林も地球温暖化とシカ害により年々弱っており、荒廃した森はゲリラ豪雨や台風で土砂崩れが起きるという、まさに満身創痍の状態です。

そんななか、森に関心をもちこのままではいけないと立ち上がる方も少しずつ出てこられましたが、目指すべき森がどのようなものか明確なイメージはお持ちでしょうか?

私達は、森に棲むそれぞれの生き物たちが精一杯にその生き方を全うできる森こそがあるべき形だと考えています。

ただ、これを目指すには森に棲む様々な木や虫や菌や動物など様々な生き物を知り、風向きや地質や気温などの暮らす環境をつぶさに観察する必要があります。その組み合わせは途方もないほど多く、一人の力では到底成し遂げられません。

今回は、長い間、森のいのちと真摯に向き合ってこられた高田研一先生をお招きし、森を育てるのに必要な視点をご紹介いただき、参加した方みんなで自分たちの森をどう育てるかを考える足場固めができればと思います。

ぜひ万障お繰り合わせの上、ご参加いただきますようお願い申し上げます。

→お申し込みはこちら。http://bit.ly/buna-syimposium2019


開 催 日:2019年11月4日(月・祝)

開催時間:午前の部/シンポジウム 9:30開場 10:00開演
午後の部/ブナ林ツアー 14:00~15:30
(13:00頃からバスにて移動:28人乗り)
※昼食は休憩時間に各自お取りください

開催場所:シンポジウム アステホール/ブナ林ツアー 妙見山のブナ林

参 加 費:無料

定  員:100名(要予約)

申  込:↓お申し込みはこちらから。↓
http://bit.ly/buna-syimposium2019

注意事項:雨天決行。午後の部も豪雨でない限り決行します。
午後の部参加の方は妙見山のブナ林内コース途中には足場の悪い箇所もあります。必ず履き慣れた靴と服装でご参加ください。

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《午後の部参加の方へ》
必要な持ち物・装備:
トレッキングシューズもしくはゴム長靴がおすすめ、雨具(傘・合羽救急薬品等、タオル、着替え、飲み物、等。午後の部参加の方は、食事は各自でお取りください。

免責事項:健康な方ならどなたでもご参加頂けますが体調のすぐれない方はご遠慮ください。またご自身の体力や健康状態をチェックの上、ご参加ください。参加者のケガや他に与えた損害につきましては、主催者は一切の責任を負いません。万一事故が起きた場合の費用は参加者負担となります。係員の指示や注意事項は必ずお守りください。別行動をとられた場合は本企画に無関係とさせていただきます。天候の急変等、主催者の判断によりコースや内容を変更することがあります。
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お問合せ:TEL:072-739-0329
主  催:能勢妙見山ブナ守の会
後  援:能勢町、川西市、能勢電鉄(株)、大阪みどりのトラスト協会、阪神北県民局、アートライン妙見の森実行委員会

 

2019年10月8日